【ゲームレビュー】35MM
Steamで見つけたインディーズゲーム。ロシアを舞台にした雰囲気重視FPS。もともと800円くらいなのにセールで半額になってたので買ってしまった(笑)
【良い点】
- 雰囲気がとにかくいい。寂れた村から地下通路、巨大な廃墟施設など。東ヨーロッパ最高!って感じ。
- エリアによってゲームの雰囲気が違って面白い。最初はオープンワールド風だがホラーゲームっぽい部分もあったり。
- 主人公がいい感じに弱いので緊張感ある。パートナー共に二人ともいまいち外見も冴えないとこが個人的には好きですw
- ロシア語もいい味出してる。
【悪い点】
- ゲーム自体がかなり短い。10時間以内に終わります。クリアだけなら頑張ればその半分でもいけそう。実績全回収してもそんなにかからないと思う。エンディングバリエーションについては一周しか試してないのでちょっとわからないけど。
- セーブがステージごとのオートセーブなので、途中で止めたり一部のイベント以外で死んだりするとリトライがだるい。
- 銃器類の弾薬設定が渋い...弾奏が空になる前にリロードすると残弾がどれだけあっても消滅します。弾倉は使い切ってからリロードすること。まあそんなに撃つタイミングないが…。
- イベントパートのコマンド操作が連打っていうのがちょっとわかりにくかった。気づくまで超死んだ。
- 次に何をすべきかあまりよくわからないので、無駄にウロウロすることが多い…まあそれもあちこち見て回らせる仕様かもしれないが、たまにちょっと鬱陶しい(笑)
- 歩くのが遅い…というのはSteamのレビューで言われてましたが、普通のゲームが不自然に早すぎるのでリアルな動きとしてはまあいいんじゃないでしょうか。ただ冒頭の森で相方が走ってくれないのはちょっとだるいですね。遅れたらせめて走ってついてきて欲しい…
- 字幕の英訳がザコい上にたまに表示時間が短すぎて読めない。
てっきりロシアの森をサバイバルという名目で散策するオープンワールドかと思ってたんですがだいぶ違いました。まあ色々難点はありますが全体的にボリュームが薄いのが残念でしたね。インディーズなので仕方ないと言えば仕方ないんですが。正直終わった後は「もっとプレイしたいなあ…」という感じだったので、是非続編もしくは同型のフルバージョンみたいな、ボリューム増し増し版が出てほしいと思います。ストーリーをもっと長くして、そしてインタラクティブなオブジェクトももっと増やして画面上のほとんどのオブジェクトが操作可能とかになったら最高ですね。雰囲気や話自体はかなり好きなので、もしボリュームが増したら名作になりそうです。Steamのレビューではゲーム性が低いとか言われてたんですが、雰囲気重視ならむしろガンガン敵を倒す系だと萎えるのでこのくらい無力な方が個人的には好きです。アクション性のあるノベルゲームみたいな(こないだやったBetrayerとかも割と近い。そのうちレビューしますが)。まあこれ自体は正直大金積むようなものではないですが、期待上乗せで払うなら全然正規価格かそれ以上出してもよかったというくらい、雰囲気や物語、キャラクターは良かったです。
【Tips】Adobe Premiere Pro字幕付き動画作成
ソフトは何使っても間が空くと毎回使い方忘れますね。前はAfter Effects使ってたんだっけなあ、まあいいや。卒業研究用にインタビュー動画を撮ったのですが、タイムラインの操作はなんとかなるものの、他の操作がよくわからなかったのでメモしておきます。画面の余計な部分を消去し、一部にモザイクをかけ、キャプションをつけるという作業です。他にもちょっとしたメモなど。
- 画面のトリミング(クロップ)
- モザイクの貼り付け
- キャプションをつける
- 「書き出し」と「レンダリング」について
- DVDへ書き込む
諸行無常インターネット
先日、ふと思いついてTumblrのあるアカウントを見に行った。ところが、フォローリストを何度流しても見当たらない。もしや、と思い自分のブログ投稿を遡り、リブログしていたはずのそのブログのポストを掘り当てた。そこには、
”vershairyguy-deactivated...”
うわっと思った。そのブログは消えていた。しかも彼のInstagramのアカウントもフォローしていたのだが、そちらも消えていた。
vershairyguyは、ヒゲロン毛でうまそうな体つきのお兄さんがヌードを延々自撮りしているだけのアカウントだったのだが、彼が本当にうまそうだったので隠れファンとしては非常にショックだった。今は数枚ローカルにダウンロードしていた画像と、リブログやイイネをしていたものだけ今も見ることができる。
くそっ、こんなことなら片っ端から保存しておけばよかった…と下世話な悔しさを噛み締めながら、しかし私は前にもこんなことがあったなと思い出していた。その時は、もっと悲しくなったものだった。それは”友達”だったからだ。
【蛮族メシ研究02】メキシカンパエリア
#今日の蛮族飯 はメキシカンパエリアです pic.twitter.com/KdubJcyCnZ
— しんぷぅ (@Kamikaze1derer) 24 July 2017
蛮族メシなので相変わらず見てくれが悪いですね。気にしないで行ってみましょう。なおパエリアと称していますがあくまで”パエリア風”です。サフランは使っていないです。高いしな。
続きを読むГолос сталі... Україна (The Voice of Steel...Ukraine)
民族楽器の美しくむしろ踊るような、ブラックメタルと言うには陽気にすら聴こえるイントロから、奔流のように叩きつけるリフが突如打ち寄せる。跳ねる足取りのまま、ヴォーカルが叫び出す。吐き出す怒声に応じるかのように繰り出されるコーラスは訴えるように、その醜美は絡み合って、そしてサビへと叙情的な高まりを支える。サビはほとんど優しく流れるかのようなメロディアスなコーラス、透明感のあるシンセ(?)の輝く音色に乗って聴く者を遠い東欧の風の中へ連れ出す。続く間奏へとその風は残り、しかしディストーションされたギターのメロディーがその秘めたる暴力性を教えてくれる。
いやぁやっぱいいですねぇNokturnal Mortum。荒々しいのに美しい、とにかくメタル的な美と暴虐を載せたフォークサウンドの傑作ですよね、大好き。こいつら天才かよ。
Nokturnal Mortumは、そもそもメタル界でもマイナーかつ闇深い東欧ブラックメタルバンドの一つとしては、日本でもわりと名の知られたブラックメタルバンドである。いや、NSBM(ナショナル・ソーシャリスト・ブラック・メタル)と呼ぶべきか。音楽的には所謂ペイガンメタルやヴァイキングメタルの影響を受けたブラックメタルのスタイル、そしてその歌詞や世界観からは、ネオナチへと通じる思想を滲ませる。それも仕方ないのかもしれない。彼らは今も安定とは程遠い、ウクライナ出身のメタルバンドなのである。
公式のフェイスブックでは、戦闘続く祖国のニュースをシェアすることもあり、FBのタイムラインにトラックへ満載された死体の画像が流れてくるというなかなかレアな経験をさせてくれるアツいバンドなのだが、Wikipediaによると一応バンドとしては政治的なことに関わってはいないらしい…嘘つけw
実はフィンランド留学中国内であったブラックメタルフェスにNokturnal Mortumも出てて、行こうか迷ったんですが「もしかしてガチのネオナチみたいな奴が集まってて殴られそう」とビビってとりあえず止めました。普段どんなにごついメタル野郎がたむろしてる場所でも怖くないし普通に誰も襲ってこない(当たり前だwむしろ優しい)のだが、NSBMこわい。1人じゃなかったら行ったかもしれないが…。でもNokturnal Mortumは一回見てみたい。
というわけで、かねてより欧州で初の日本人Ásatrú(じゃなくてもいいけど、北欧系のペイガニズム)司祭になりたい私としては、この辺の話には興味があるんですがね。それで、だいぶ前に買ったこれもずっと積読なのでそろそろ読まないと…。
ブラック・メタルの血塗られた歴史 (Garageland Jam Books)
- 作者: マイケルモイニハン,ディードリックソーデリンド,島田陽子
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あと世の中にはこんな論文もあるらしいんですが…。
…大学こういうのせめて学内PCから読めるようにしてほしいんですけど!個人で課金するのキツいんですがね!どうですかご予算の方は!
そういえばインターネットで海外の人とチャットしている時に、何度かPaganやOdinistを名乗りそういったコミュニティにも所属しているという人ともやり取りしたことがあるのだが、用がないとメッセージ送らない人種なので、もう1年くらい彼らともやり取りしていない…たまに何か送ってみようかなあ。もう忘れられているかも知れないが…。