The Great Discord
最近ドハマりしているスウェーデンのプログレッシブ・メタルバンド。聴くタイミングによっては女性とも男性とも取れるような、しかしそれでいて力強いヴォーカルが独特です。
珍しくSpotifyのオススメプレイリストからランダムに新しいバンドの発掘をやっていたところ、耳に飛び込んできたのがこのバンドでした。最初オクターブ高めの男声ヴォーカルかと思ったのですが、パートによっては女声っぽいな?と…。いずれにせよなかなか好みだったので色々聴いたり調べてみたりすると、ビジュアルの異質さも含めてカッコいいな!となりました。
活動歴がまだ短くて作品数も少ないので当然っちゃ当然ですが、日本盤もなく日本ではまだあまり知られていないみたいですね。ただ2017年現在もスロヴェニアのメタルフェスに出ていたり絶賛活動中なので、欧州に行った暁にはどっかでお目にかかりたいものです。スキンヘッドがイカした女性ヴォーカルさんの独特の衣装とステージングが楽しそう。
Discography
2015
- Duende: アルバム
- Echoes: EP
2017
- Darkest Day: シングル
- The Red Rabbit: シングル
Biography
- Fia Kempe(Vo, Key)
- Aksel Holmgren(Dr)
- André Axell(Gt)
- Gustav Almberg(Gt)
- Rasmus Carlson(Ba)
2013年にヴォーカルのKempeとドラムのHolmgrenがアイデアを共有して開始したプロジェクトで、お互い古いものはGenesisやKing Crimson、新しいものはMeshuggah、The DillingerやEscape Planといったプログレッシブバンドに関心があったそう(私はMeshuggahしか聞いたことがないが…w)。もちろんこのジャンルに限らず様々な音楽を摂取しつつメンバー集めも行い、自主制作アルバムDuendeが完成。またこのアルバムと共に活動を行いつつ、バンドの方向性により見合ったヴィジュアルイメージへの関心から、人間の陰と陽の様々な要素を併せ持ったステージ・パーソナリティとしてのKempeを創り上げた。”The Great Discord以外では見出だせないもの”を生み出し、”世界を獲りたい”と言い放つ彼らの活躍に期待。